GTRがまた復活します!!
ハコスカから始まったGTRシリーズが、10代目で終了してしまい、後代のスカイラインからは、エンジンも直列6気筒の伝統のRBエンジンでなくなってしまって、ハコスカ時代からの日産ファンの方々が肩を落とされたかと思います。
私もその一人でした。
日産の代表とも言えるスカイラインという車が完全に方向転換してしまったのですからしかたありませんよね。
それからはでかいボディに丸い形になりテールランプまで…。でもそんな状況から心機一転!まったく形は違うという事ですがGTRがまた登場するというビックニュース!しかもパワーは最初から400馬力以上も出せる状態で販売されるとかされないとか!さすがGTR!
これはかなり期待が膨らみますよね〜!しかも、いままでのGTRは国内販売専用車だったのが、今回からは海外にも販売されるというようなことも噂されています!
GTRといえば、ハコスカの頃から、常に最新技術と投入して発売される車ですから値段もいくらになるのか想像もつかないですね!もしかすると、1000万以上もするような高級車の仲間入りをしてしまうのでしょうか?
そうなってしまうと、今までのGTRというイメージが変わってしまいますね。
大衆車でありながら最強、最速でいてほしいと言うのが希望なんですけどね。
是非とも良心的な値段であることを祈るばかりです!!
ハコスカは、歴代のシリーズの中で1968年から〜1972年まで販売されてたC10型のスカイラインです。
そして、その内で1969年2月に4ドアと2ドアの最上位グレードに設定され、そのスペックは直列6気筒4バルブDOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)2000ccのエンジンを搭載。最高出力160馬力。最高速度200km/h。ゼロヨンでは16秒という当時としては驚異的な性能を誇ったGTRが誕生しました。
他のグレードのハコスカとの違いは、GTRは大きくなったタイヤサイズに対応するために、リヤのフェンダーのサーフィンラインがカットされているという点。
サーフィンラインとはボディー剛性を上げる為にスプライン(折り目)を入れるのですがそのスプラインをデザインしたものになります。他にもハコスカGTRでは、ウィンドウシールドをはじめ、ウィンドウガラスが、青色が付いた熱線吸収のものでは無く、また、リアの曇り止め用のプリント式熱線も無いのもGTRの特徴です。さらに、モール類が装備されていないという走るために余分なものを取り除いた「スカイラインGTのレース仕様」となった。
そして当時のハコスカGTRの価格は150万円。それが今となっても取引価格は下回ることのない最も人気の旧車である。
1969年にハコスカGTRが誕生してから、同じ月にPC10型1800シリーズのハコスカも追加されました。
こちらのシリーズは、ローレルに先行搭載されていたプリンス系の直列4気筒OHC(オーバー・ヘッド・カムシャフト)1800ccのG18型をハコスカに移植したものです。1800スポーティデラックスにGTの装備を加えた「スポーティS」というグレードも設定されましたが、こちらもエンジンはシングルキャブのままでした。
そして同年の10月にマイナーチェンジ。ハコスカの前期モデルの人気のスタイルだった「ワンピースグリル」となりました。
さらに、その1年後、ハコスカの後期の誕生です。2ドアのハードトップを1800シリーズ(KPC10型)、さらに2000GTシリーズ(KGC10型)に追加となりました。GTRはセダンからハードトップ(KPGC10型)へ変更されました。ハードトップはセダンに対してホイールベースを70mm短縮したことによって運動性能も向上しました。
この頃、負ければニュースになるとまで騒がれていたGTR黄金時代を築いた名車です。50勝目の栄冠を勝ち取った車「GTR」としてさらに有名になり、ハコスカ(箱型スカイライン)という通称もすっかり定着していました。